レビュー:人月の神話 狼人間を撃つ銀の弾はない【ソフトウェア開発】

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))


末端の人間としてチームでの開発にこれから関わっていく人間として、
全体がどうあるべきかということを知っておきたくて本書を読みました。

難しい内容もありましたがわかる部分も多々あり勉強になりました。
また、気になったところに付箋をつけていったらものすごい量になりました。
それらをまとめてレビューしたいのですが、
読むためにかかった時間も長く内容を結構忘れてしまっています。

なので、また少し読み直しながら章ごとにレビューを書いていきます。
そして、最後に全体のまとめを書きたいです。

【1章 タールの沼】
プログラム開発は簡単なものではない(タールの沼)けれでも、
非常に楽しい創造的活動でもある
と述べていました。
私は死ぬほどプログラミングが好きという風にはなれないのですが、
プログラミングの楽しさを感じることはできるので
この気持ちをもっともっと強く感じられるように日々精進していきたいです。

また、作る苦しみについても次のように述べてしました。
 第一の苦しみ:全てを完璧にこなさなくてはならない(スペルミスやパスの通し間違いは許されない)
 第二の苦しみ:目的を設定しリソースを提供し情報を与えるのは、別の人間である
 第三の苦しみ:シラミの卵ほどの微細なバグを見つけ出すのは単純労働だということ
 第四の苦しみ:長い間苦労してきた製品が完成時には時代遅れに見えてしまうこと

第二、第四の苦しみは開発規模が大きければ大きいほど感じる苦悩のように思います。
そして、第一と第三は常に感じる苦悩であると同時に、
考えようによっては後々の良い思い出にもなりうるのかなと考えています。