感想:咲-Saki-【実写映画】
卓を囲む美少女たちの熱い思いがスパークする!大人気コミックついに実写映画化
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咲-Saki-の映画を観ました。
この映画は「咲という作品が好きで、3次元アイドルに魅力を感じる人」にとって面白い作品、と思います。咲を知らなかったり、3次元とかあり得ない、という人にとってはイミフだったり、安いAVとかそういう感想になるのかもしれません。
咲の実写映画にはアニメにはなかった良い点と思うところを挙げます。
1. 衣(菊地麻衣)の演技が素晴らしい。
原作ではロリ+魔物という属性、特に魔物属性について黒いオーラ出したり、眼を光らせたりして演出してたと思うのですが、映画では演出は最低限良い感じにして、後は菊地さんの眼と声そして全身で表現されていました。特に、眼がやばい。素晴らしかったです。
2. 全登場人物、相当キャラに寄せているし、可愛い
アニメでは、どんな格好していようが、どんな喋り方していようが、まあ大体私は「そういうもの」として流します。しかし、実写の場合どうしても違和感を感じることが多いのですが、咲ではその違和感がほとんどなかったように感じます。違和感を越えて、非常に原作に忠実な点に感動しました。具体的には、優希の釘宮ボイス、ステルスモモの一貫した演出、全キャラの話し方・服装・髪型・体型・表情などなど。そして、度々各キャラのアップな映像があるわけですが、全キャスト肌が綺麗だし、可愛い。咲(浜辺美波)と和(浅川梨奈)は頻繁にアップになるのですが、可愛い。
3. BGMが良い
見せ場のシーンのときは、BGMも盛り上がり、来るぞくるぞ、、、キターーーーーーー!みたいな感じで観てて、楽しかったです。特に、「ここからはステルスモモの独壇場っすよ!」の演出が良かったです。なお、アニメのBGMは良くも悪くもあまり覚えていない。音楽で覚えているのは東南西北わーいわーい、くらい。
4. 映像のボケってやっぱりイイね
実写の場合、普通に背景とかにボケが発生します。被写体にピントがあってその他がボケているときに強調とか、ボケを前面に出した回想的な雰囲気とか、ああいうのは良いですね。
実写でアニメにどこまで寄せられるかというのを全力で挑戦してくれた作品で、上記のようなたくさんの魅力ある映画でした。「咲という作品が好きで、3次元アイドルに魅力を感じる人」は是非一度ご覧いただければと思います。
以上です。