この時が来てしまった【ポエム】

薄々は感じていた、しかし今、確信してしまった。。。

先月ごろ、電撃FCIがあまり上達せず、メンタル的な改善を図るために、改めて「灼眼のシャナ」を読んだ。その時に何かが欠けていた。以前は原作を読むと何か不思議な気持ちが湧いてきたのだが、それがなかった。そして、今、再度読んでも同様だった。いつか来るかもしれないと思っていた、いつかがついに来てしまった。あの時と同じように「灼眼のシャナ」を読めなくなるという時が来た。あの時抱いた気持ちは本物であるし、最終巻で二人が誓ったシーンを読んで大勝利宣言&大絶叫(@twitter)した時に打算など一切なかった。しかし、今読んだら、違う気持ちだった。

おそらく、必死になってあの時を思い出し、何枚ものフィルターをかけて読めば、いくらか戻ることができるかもしれないが。。。それはそれでやっぱり偽物であるし、端的に言えば面倒くさい。

これからのことを考えよう。

思い出と思想として、私と共に在ってほしい。
「シャナ」に関してたくさんの思い出がある。それは最高の青春として在り続ける。きっといつか過去のこととして、話す機会があるかもしれない。
そして、思想として日常共に在って欲しい。
私は真面目である(ここ数年で真面目さが減少したと思っていたが、先日同僚の先輩から「真面目」の評をいただいたので、やはり真面目なのだろう。)。子供の時は「真面目=良」と思っていたが、学生になったあたりから、それに懐疑的になってきて、大学卒業時に確信した。「真面目≠良」であると。私にとって、真面目とは変えられない性質である。この性質をどのようにして受け入れるかと悩んでいた時に、となりに「シャナ」がいた。「シャナ」は俺よりも真面目だし、あらゆる意味で強い。真面目過ぎるのは良くないが、真面目な自分は「シャナ」に似ているんだと思えれば、救われる。

私にとっての「シャナ」は肉体的にも精神的にも強く、挑戦し、向上心のある、理想で最強の存在である。
「シャナ」の全てが美しい。
ありがとう