観光:旧福知山線廃線 【トンネル】

近場に足を踏み入れることのできる廃線があることを知り、先日友人と行ってきました。

場所は旧福知山線廃線です。
また、いつもの50mm短焦点レンズで撮影しました。
そろそろ新しいレンズが欲しい。。。

大自然とトンネルを堪能してきました。
が、クマバチ?がブンブン飛んでいた地帯がありそれだけは勘弁でした。
また、閑散としていることを望んでいたのですが、
家族連れや老人が多く人気のハイキングコースでした。

写真撮影目的で行く方は平日に行くのがベストだと思います。
あと、お昼の時間は皆様昼食のために歩を止めるので
そのタイミングが狙い目かもしれません。

それでは、最後に撮った写真です。


【山】
素晴らしい緑で青空とのコントラストが大好きな被写体でした。
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【川】
廃線は常に武庫川に沿って敷かれていました。
川には非常に大きな岩があり
どのようにしてその岩が存在しているのかわかりませんでした。
山から削られて鎮座するのでしょうか。
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【生き物】
廃線を歩いているとたくさんの生き物を観察できました。
 ・イモムシ
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 ・カナヘビ
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 ・トンビ
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 ・シマヘビ
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その他にも撮れませんでしたが、
 ・クマバチまたはアブ
 ・モンシロチョウ
 ・ケムシ
  を観察しました。


【枕木】
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【トンネル】
トンネルの中は真っ暗でひんやりとしていました。
普段体験できない環境を感じられて楽しかったです。
もし、トンネルの中に閉じ込められたら精神崩壊すると思います。

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【鉄橋】
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【その他】
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openとcloseハンドラを使ったサンプルコード①のエラー【デバイスドライバ】

Linuxデバイスドライバプログラミングを参考に実装をしたところエラーが発生したので記録しておく。
P.117-120の"openとcloseハンドラを使ったサンプルコード①"を打ち込み、
makeを実行したところ下記のエラーが発生した。

$ make
make -C /lib/modules/3.11.0-15-generic/build M=/home/cherno/devicedriver modules
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/linux-headers-3.11.0-15-generic' に入ります
scripts/Makefile.build:49: *** CFLAGS was changed in "/home/cherno/devicedriver/Makefile". Fix it to use ccflags-y.  中止.
make[1]: *** [_module_/home/cherno/devicedriver] エラー 2
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/linux-headers-3.11.0-15-generic' から出ます
make: *** [all] エラー 2

CFLAGSが変化したことでエラーが発生しているとのこと。

CFLAGS変数に「-Wall」オプションを指定する
危ういコードに対して警告を出力してくれるらしいのですが、
CFLAGSが変化したことが問題だったのでコメントアウトしたところエラーが解決された。

$ make
make -C /lib/modules/3.11.0-15-generic/build M=/home/cherno/devicedriver/devone modules
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/linux-headers-3.11.0-15-generic' に入ります
  CC [M]  /home/cherno/devicedriver/devone/devone.o
  LD [M]  /home/cherno/devicedriver/devone/sample.o
  Building modules, stage 2.
  MODPOST 1 modules
  CC      /home/cherno/devicedriver/devone/sample.mod.o
  LD [M]  /home/cherno/devicedriver/devone/sample.ko
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/linux-headers-3.11.0-15-generic' から出ます
$ ls
Makefile        devone.c  modules.order  sample.mod.c  sample.o
Module.symvers  devone.o  sample.ko      sample.mod.o


CFLAGSの変化を許可する設定にできるのが最善だが、
その方法が不明だったのでコメントアウトでお茶を濁した。

どうすればCFLAGSが変化しても大丈夫になるのだろう?



Linuxデバイスドライバプログラミング

Linuxデバイスドライバプログラミング

Linuxデバイスドライバ開発入門(hello world)【Ubuntu】

UbuntuLinuxデバイスドライバhello worldを作成したので紹介します。
最初以外はすべて参考サイト様の手順と同様でしたが。

Linuxデバイスドライバ開発入門ではRPM系で開発入門の流れが紹介されております。
UbuntuDebian系のOSなためインストールパッケージが異なります。

Ubuntuでは下記のコマンドを実行し、"linux-source"をインストールします。
バージョンはおそらく良い感じに拾ってきてくれると思います。

sudo apt-get install linux-source

あとは、参考サイト様の手順と同様に行えば
UbuntuでもLinuxデバイスドライバ開発の入門ができました。

また、下記の書籍でも同様のhello worldが紹介されていました。

Linuxデバイスドライバプログラミング

Linuxデバイスドライバプログラミング

レビュー:人月の神話 狼人間を撃つ銀の弾はない【ソフトウェア開発】

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))


末端の人間としてチームでの開発にこれから関わっていく人間として、
全体がどうあるべきかということを知っておきたくて本書を読みました。

難しい内容もありましたがわかる部分も多々あり勉強になりました。
また、気になったところに付箋をつけていったらものすごい量になりました。
それらをまとめてレビューしたいのですが、
読むためにかかった時間も長く内容を結構忘れてしまっています。

なので、また少し読み直しながら章ごとにレビューを書いていきます。
そして、最後に全体のまとめを書きたいです。

【1章 タールの沼】
プログラム開発は簡単なものではない(タールの沼)けれでも、
非常に楽しい創造的活動でもある
と述べていました。
私は死ぬほどプログラミングが好きという風にはなれないのですが、
プログラミングの楽しさを感じることはできるので
この気持ちをもっともっと強く感じられるように日々精進していきたいです。

また、作る苦しみについても次のように述べてしました。
 第一の苦しみ:全てを完璧にこなさなくてはならない(スペルミスやパスの通し間違いは許されない)
 第二の苦しみ:目的を設定しリソースを提供し情報を与えるのは、別の人間である
 第三の苦しみ:シラミの卵ほどの微細なバグを見つけ出すのは単純労働だということ
 第四の苦しみ:長い間苦労してきた製品が完成時には時代遅れに見えてしまうこと

第二、第四の苦しみは開発規模が大きければ大きいほど感じる苦悩のように思います。
そして、第一と第三は常に感じる苦悩であると同時に、
考えようによっては後々の良い思い出にもなりうるのかなと考えています。

観光:高台寺、北野天満宮、金閣寺 【紅葉】

紅葉を観るために会社の友人と京都へ行ってきました。

場所は
高台寺  :清水寺から近い場所にあり、京都っぽさが感じられました。しかし、色づき始めでした。
北野天満宮:学問の神様にお願いをしてきました。一部紅葉しているところがあり良かったです。
金閣寺  :良い感じに紅葉しており、金閣寺と非常にマッチしていてとても良かったです。
です。

今回も単焦点メインで挑みました。
50mmのレンズなので十分に寄ることは難しいのですが、
そんな中でも数枚は良い写真が撮れたと思っています。
基本ではありますが、置く行きがある中で紅葉の葉や枝を撮ることで良い写真っぽくなります。

パラメータは晴れていたのでISO:100にしていましたが、
日が暮れてくると200にしていました。
さらに暗くなってきたら400にもしてみましたが、
その場合明るくなっても不自然な絵になってしまうので撮影を中止しました。
そして、シャッター速度優先で撮ることが多かったです。
葉一枚を対象とするときは絞り優先で撮ったりもしましたが、
やはりそうなるともっと明るいレンズが欲しくなりました。

また、今回お昼ご飯は一時間弱ほど並んで「おかきた」というお店で食べました。
非常に私好みな味のうどんでとてもおいしかったです。
平安神宮付近へ行った際は是非ご賞味ください。
てんとじうどんがオススメです!


それでは、最後に撮った写真です。

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レビュー:「結果を出す人」はノートに何を書いているのか【紙】

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)


ビジネスマンのノートの活用方法(仕事術、時間管理術、自己投資)と
アナログとデジタルの文具ツールの併用方法がまとめられた本でした。
そして、視点を変えて紙の本質とは何かのヒントもありました。
ワクワクする本でした。

●ノートの活用方法
私は、プライベートはほぼ日手帳に、
ビジネスは適当なノートとPCのメモ帳に記録をしていました。
まだまだ、データの量が少ないため将来これらの蓄積を活用ができるかどうか不安でした。
しかし、本書を読んで記録の取り方を下記のようにアップデートすることができました。

■ノート
スケジュール管理:ほぼ日手帳(マンスリー)+ほぼ日付箋
プライベートの気づき:ほぼ日手帳(デイリー)
ビジネスの気づき、思考:普通のB5ノート[母艦ノート]
日常のあらゆる気づき、発見:EDGE TITLE メ-J363B[メモノート]

■アクセサリ
メモノート用カバー:SYSTEMICメ-687B-D //あまりにもカッコイイ
メモノート用シャーペン:couleur HCL-50R-MB //カッコイイ
母艦への帰艦用スタンプのり:ドットライナー スタンプ //とても便利
締切り用付箋:半透明のPost-it

ほぼ日手帳以外はすべてLOFTで揃えました。
この装備になって3日程度ですが、非常に充実しています。
頭で何か思ったことをすぐにメモできるというのはとても心強いし楽しいです。




さて、本書ではノートと仕事の仕方についていろいろなことが書かれていました
特に興味深かった方法論としては次の3つでした。

・三冊(母艦、メモ、スケジュール)ノート術
→母艦ノートにすべての情報を集め、ちょっとしたことはメモノートにどんどん蓄積させ、
 予定はスケジュールノートで一覧できるようにしておくことで「結果を出す」

・移動しながらアイデアを出す技術
→メモノートの利用法の一種。歩いているときが楽しくなるでしょう。

・A(ction)書評
→本を読んだら、具体的に何をする(Action)かを書くことで、
 読書の効果を得ようというものです。

これらをアレンジして、実践しています。


●紙について
著者は紙について下記のようなことを述べています。

・企画のアイデアを練るときや、まだ考えがまとまっていないときに、
 手書きのアナログ感によって、より良質なアイデアが生まれるという効果もあります。
→良質なアイデアが生まれる理由としているアナログ感とは何か?

・色ペンで書いたり、糊で貼ったり、見返したいときに
 パラパラとノートをめくってみるだけです。
→この行動は人間の何をどのように刺激しているのか

・重要なメールやWebサイトを出力した用紙
 (著者は膨大な量のデジタルデータを印刷している)
→紙に印刷すると何が見えるのか

・一冊のノートに~中略~時系列でどんどん書いていきます。
 そうすることで、バラバラの情報同士もリンクして、新しい発見が生まれます。
 いいアイデアというのは、意外と本来関係ない情報から生まれることが多いのです。
→無関係と思われる情報をリンクさせるという効果はアナログ特有の価値ではないか

・リアルなモノを見ることで、記憶が想起されます。

・経験を引き出すための鍵としては、「実物」がもっとも効果が高いです。

・今のところ、どんなツールも紙のスケジュール帳より
 早く情報にアクセスできませんから、紙のスケジュール帳をお勧めするのです。

・大切なのはスピーディーにストレスなく、スケジュールを記入できることです。

・紙で出力したスケジュールが有効なのは、全体を俯瞰しやすいのと、
 追記ができるからです。

・人間はある程度、過去の記憶を時系列で検索することができます。

・デジタルツールの最大の活用方法は、「検索」です。

・デジタルとアナログが決定的に違うことは二点あります。
 それは、「情報処理のスピード」と「携帯性」です。

・オフィスのコピー複合機にスキャナーが付いていれば、
 一枚数秒で取り込むことができます。

これらは紙(またはアナログ)の本質をつかむためのヒントだと私は考えています。

紙について、一人でいろいろ考えているのですが、自信がなかったり、
的外れかもしれなかったりと、曖昧な感じなのですが、
本書は上記のように紙に関する意見が多い本だったので、
今後の思考のヒントになりそうです、そういう視点でも良い本でした。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

  • 作者: 美崎栄一郎
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2009/09/11
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レビュー:アラン 幸福論【哲学】

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

意識しないと人間は悲観的になってしまい、無駄に不幸となってしまう。

幸福になろうという意志をもって生きなければ幸福になれないというのが、アランの幸福論全体を通しての主張だと解釈しました。

本書は「三大幸福論」の一つで、ラッセルの幸福論を読んだ後に読みました。

本書はラッセルの論理的な展開とは異なり、93の「プロポ(哲学断章)」という3~5Pの文章の集合から成り、その中に様々な気づきを与えてくれる文が散らばっています。

ただ、本書もラッセルのものと同じく、前半は不幸になってしまう原因について多く語り、後半は幸福になるための姿勢について多く語っていたように感じます。

本書の特徴として、たくさんのプロポのどれか一つを度々読み返すことで、いつもいろんな気づきがあるのではないかと思います。それぐらい本書にはいろんな思いが詰まっているように感じました。不安な気持ちが大きくなったときに読み返すと良いかもしれません。

以下、まとめです。

1:名馬ブケファラス

  • こうして、アリストテレスの教え子はすでに、ほんとうの原因を知らないかぎり、情念を癒すことができないのを知っていた。
  • ピンをさがしたまえ。

7:恐れは病気だ

  • 心が健康にふさわしい動作をすること、それが健康のしるしである、という一種の定理による。

9:想像上の苦痛

  • 死をうけとめることができるのは生きている人だけである。悲運の重圧をうけとめることができるのは幸福な人だけである。つまり、言ってしまえば、人間は自分の苦悩よりも他人の苦悩に対して敏感になっている。それは欺瞞でもなんでもないのだ。そこから人生についてまちがった判断を下してしまう。よく注意しないと、一生を台なしにしかねない。全力をもって、真の叡智をはたらかせて、実際の現実を考えねばならない。悲劇を演じようとしないで

42:行動すること

  • 人間は自分からやりたいのだ、外からの力でされるのは欲しない。

44:ディオゲネス

  • 人間が幸福であるといえるのは、何かを欲する時と、つくり出す時だけである。

47:アリストテレス

  • 真の音楽家とは音楽を楽しむ者のことであり、真の政治家とは政治を楽しむ者のことである。(アリストテレス

63:雨の中で

  • どうして君は、自分自身に対してもかけがえのない友となってやらないのか。

64:興奮

  • 幸福は平和がもたらす結果ではない。幸福とは平和そのものであるから。

73:上機嫌

  • 死者たちのことを、できるかぎり友情とよろこびをもって語ることである。親切とはよろこびにほかならない。愛(アムール)とはよころびにほかならない。

77:友情

  • 友情のなかにはすばらしいよろこびがある。

87:克服

  • 期待を抱くこと、それはつまり幸福であるということなのだ。仕事を規則正しくすること、そして困難を、さらなる困難を乗り越えること、これがおそらく幸福に至る正道である。

88:詩人たち

  • 相違は美しいものだ

89:幸福は徳である

  • 人に幸福を与えるためには自分自身のうちに幸福をもっていなければならない。

91:幸福になる方法

  • 自分の不幸は、現在のものも過去のものも、絶対他人に言わないことである

93:誓わねばならない

  • 悲観主義は気分によるものであり、楽観主義(オプティミスム)は意志によるものである。